市民公開講座2017
第30回静岡県作業療法学会 市民公開講座
テーマ:「死を意識することで、輝くいのち(生命)」
講師:樹木希林 氏
荒井姿水 氏(薩摩琵琶奏者)
司会:田尻 寿子(県立静岡がんセンター)
日時:平成29年6月4日(日)13:00~14:10
(開場12:00~)
会場:プラザヴェルデ コンベンションホールA
(サテライト会場:コンベンションホールB スクリーン映像のみ)
費用: 入場無料・申し込み不要(開場定員700名、先着順入場券配布)
協賛:スルガ銀行
○講師ご紹介
樹木希林 氏
1961年(昭和36年)千代田女学園卒業。同年、文学座研究所1期生となる。以後、多数の映画、ドラマ、CMなどにご出演される。「東京タワー オカンとボク、時々、オトン」(’07)「悪人」(’10)で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞。「半落ち」(’04)で最優秀助演女優賞を受賞。
2003年に乳がんの宣告を受けるが、現在も治療を受けながら、芸能活動を続けられている
荒井姿水 氏
薩摩琵琶奏者。薩摩琵琶錦心流谷派襄水会を主宰。1980年、日本琵琶楽コンクールで第1位入賞。文部大臣奨励賞、NHK会長賞を受賞。現在、精力的な演奏活動を行い、後進の育成に力を注いでいる。
<薩摩琵琶のご紹介>
近代琵琶は、楽器「琵琶」を伴奏とする声楽で、内容は主として英雄譚・合戦譚、その他、勇壮な物語である。薩摩琵琶は、清雅・悲壮な演出をもって聞こえているが、その中で古い伝統を持つ正派薩摩琵琶なその典型的なもので、声、楽器の演奏ともに豪放であり、自由闊達を特色とする。琵琶は大型の柱の高いものを、これまた大型の撥で勢いよくかき鳴らし、歌の合間、合間に幾つかある旋律型を、時には長く、あるいは短く、即興的に奏する。歌の方も、どの句をその節でということは必ずしも決まっておらず、これも決められた旋律型の一つ一つにあてはめて、力強く雄叫びし、熱演する。