静岡県作業療法士会は、静岡県の保健、医療、福祉の発展に貢献し、県民の健康で幸せな暮らしを支えるための活動を展開しております。

 「作業を行っている人は、健康で元気になる。」これが、作業療法がいちばん大切にしていることです。私たちは、障害を持ちながらでも主体的に作業(仕事や趣味、自分らしい生活など)を行うことで、それぞれの地域のなかで元気に生き生きと生活できるための支援を行っています。作業療法をお受けになる方々に寄り添い、想いを汲みとり、ご本人・ご家族の「このような暮らしがしたい」という希望を叶えるために、その方の持っている能力、生きる力など人間本来の持つ力を一緒に確認しながら、一人ひとりに合わせたリハビリテーションを行っております。

 1981年(昭和56年)にわずか24名で設立し、まだまだ若い職能団体ですが、2010年(平成22年)に一般社団法人格を取得、2016年(平成28年)4月1日には公益社団法人を取得しました。現在約1600名の会員が県内のさまざまな分野で活動しております。

 多くの保健、医療、福祉にかかわる他団体の皆様方と連携・恊働し、多くの県民の皆様に「作業療法」がお役に立てるように、職業倫理の高揚と学術および技能を研鑽し、地域の発展のために全力で取り組みます。

公益社団法人 静岡県作業療法士会
会長 岡庭 隆門