「地域で共に生き生きと暮らす」
― ヘッドウェイイ―ストロンドン 脳損傷支援活動の実践 ―
我が国における脳損傷者への生活支援については、そのニーズの高さに対して社会資源が十分存在するとは言えません。さらに、生活支援技術についての開発は、医療・リハビリテーション分野に比して、さらに力を入れていかなければいけないと思われます。今回、はるばる英国より、ヘッドウェイ・イーストロンドン(http://www.headwayeastlondon.org)の主導者であるミリアム・ランツベリー氏、ベン・グラハム氏が来日され、重度の脳損傷者に対する支援について報告を頂ける機会を得ました。非常に貴重な機会ですので皆さま、ぜひご参加ください。
そして、当事者、ご家族、専門職、関係者、関心を持っていただける皆さまと共に、障がいのある方々の生活の質を高める支援を一層発展させていきましょう。
【ヘッドウェイイ―ストロンドンの紹介】もし自分が、自分の家族が脳損傷者だったら、どんなことをしたいか、してほしいか。そんなシンプルな疑問を起源に15年かけてアート活動を主軸に「地域でのその人らしい暮らし」を追求する活動を英国で行っています。当事者や家族の想いに寄り添う関わりとはということや、社会に受け入れられ、自信を持って生きることの大切さを共感、共有することができる報告です。
1. 日時: 2015年3月3日(火) 13:00-16:15(受付12:30より)
2. 場所: 地域情報センター・ホール (浜松市中区中央1-12-7 電話053-456-5000)
※浜松駅より徒歩7分。 お車でお越しの方は近隣の有料駐車場をご利用ください。
3. 定員:100名
4. 対象:当事者,家族,医療福祉関連職種、行政、関心をお寄せ頂ける一般の方々 等
5. 内容:
13:00-13:15
NPO法人えんしゅう生活支援netの取り組み 「高次脳機能障害者への地域移行支援とは」
13:15-14:00
当事者研究発表 2名 「高次脳機能障害と診断されてから」 「就労を目指して」
14:10-15:40(逐語通訳)
ミリアム・ランツベリー氏 「ヘッドウェイ・イーストロンドンの事業概要~脳損傷者のエンパワメントに向けて~」
ベン・グラハム氏 「アートスタジオを通しての脳損傷者に対するアート活動の支援」
15:40-16:15
質疑応答と全体ディスカション 司会 小川喜道氏(神奈川工科大学)
申込み先:e-mail:ensyuu.ssn@gmail.comへ氏名及び所属をご記入いただき送信していただくか
もしくは右のQRコードを読み取り入力フォームにご記入の上申し込みしてください。
締め切り :2015年3月1日
問合せ先:NPO法人えんしゅう生活支援net 電話・FAX:053-420-6250 (15:00~17:00対応可)
e-mail:ensyuu.ssn@gmail.com
主催:NPO法人えんしゅう生活支援net、 ヘッドウェイ・セミナー企画 神奈川工科大学 教授 小川喜道
協賛:NPO法人高次脳機能障害サポートネットしずおか
後援:一般社団法人静岡県作業療法士会