近年、障がい者の社会参加のために自動車運転の再開を求める方が増加し、また高齢者ドライバーの事故も増加しており、ますます作業療法士が自動車運転再開にむけて評価や訓練などを行う機会が増えてきており関心が高まってきている。しかし、法制度の理解や運転評価のエビデンスの未構築、病院・自動車運転教習所・公安委員会との連携など暗中模索の中、運転支援に取り組んでいる作業療法士が多い。
本研修会では、各施設の取り組みを紹介し連携システムの構築をはかり、より障がい者や高齢者が安全に長く自動車運転をしていただくために静岡県下における作業療法士のネットワークづくりを目的としこの研修会を開催いたします。
できるだけ多くの関係者に参加していただければ幸いです。
日 時:2016年10月30日(日)13:30~16:00
場 所:レイアップ御幸町ビル6階 6-D会場 (静岡駅前)
〒420-0857 静岡市葵区御幸町11-8 http://rental.csa-re.co.jp/b001.html
参加費:2,000円
対 象:障がい者および高齢者の自動車運転支援にかかわっている作業療法士
締切り:10月25日(火)17:00
申し込み方法:以下の申し込みフォームからの参加申し込みしてください。
https://goo.gl/forms/W79F3L1vbAMxxFZi1
内容)
第1部パネルディスカション
パネリスト)杉山孝二(静岡県自動車学校浜松校)
飯尾円 (聖隷浜松病院)
生田純一(農協共済中伊豆リハビリテーションセンター)
鵜原瑠奈(ワークセンター大きな木)
建木健 (聖隷クリストファー大学)
1)静岡県下における現状と課題
2)浜松市の自動車運転評価システムのモデル紹介
3)中伊豆リハビリテーション病院における運転評価訓練システムのモデルの紹介
4)ワークセンター大きな木の運転再開支援システムモデルの紹介
5)自動車運転教習所の抱える課題
概要:各施設での運転評価等の流れを紹介し、全体のディスカッションを通して障がい者や高齢者の自動車運転の課題を明確にこれから私たち作業療法士がしていかなければならないことを再認識する機会を得る。
第2部 情報交換会(ネットワークマップの作成)
主催:NPO法人えんしゅう生活支援net
共催:自動車運転勉強会(浜松) 後援:公益法人静岡県作業療法士会
お問合せ:建木健 ken-t@seirei.ac.jp