2019年9月28~29日にツインメッセ静岡にて「メディメッセージ2019」が開催されました。メディメッセージとは、将来医療に携わりたいと考えている子供たちに医療の現場を体験してもらう企画です。
今回、OT県士会として初参加させて頂きました。2日間全体で約9000人の来場があり、OTブースにはその1割程度の886名の方に訪れていただきました。
作業療法士の説明をし、実際に自助具(ドアノブオープナー、ボタンエイド、ソックスエイド、自助箸など)を体験してもらい、力が入りにくくなったり片手が使えなくなったらどのようなことが大変になるかを理解してもらい、実際に自助具を体験した子供からは、「このような道具があると便利で良いね」「いろいろ工夫されてすごいね」といった感想をいただきました。その他にも片栗粉に水を混ぜてスライム体験をして頂き、子どもたちはとても楽しそうに遊んでおり、スライム体験の中にもどのような効果があるかを説明すると、子どもたちの親からは「作業療法って奥深いですね」「作業療法っていろいろなことを考えているんですね」などといった感想をいただきました。年齢層としては未就学児から高齢者(主に小学生が中心)で、ブースの中は身動きが取れないくらい大盛況でした。